<ゲーム名>
あやつり人形(旧版)
<モノグサ社レーティング>
・総合評価 ★★★★☆
・戦略性 ★★★☆☆
・盛り上がり度 ★★★★☆
・オリジナリティ ★★★★★
<ゲームルール>
https://www.bodoge-intl.com/list/citadels_rule
ふたたびあやつり人形。
セオリーや勝ち方を学習した上で、本当の実力が問われるあやつり人形の総決算となる戦い。
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序盤、竹内(CEO)が『王様』と『商人』をベースに点数を積み上げれば、加藤(エンジニア)は『将軍』を中心に選択。
中心となるカラーがくっきりと分かれる展開。
畔柳(CTO)、細川(CFO)、小口(その他)はたびたび暗殺や破壊の妨害にあい、一歩出遅れる。
中盤、加藤が一気に低コストの物件を立て明らかにスピードを重視する一方、
竹内は前回の反省を活かし、どっしりと高コストの物件をじっくり立てていく。
対照的な二人が場を牽引していく。
畔柳は各色をバランス良く立てつつ、特殊効果つきのカードで、追い上げる。
小口は低コスト建設から一転、高コスト兼特殊効果カードで一気14ポイントを稼ぐ。
細川はうっかり『暗殺者』に殺されるなどして出遅れる。
終盤、こうなると目立つのは建築7枚でスピード重視の加藤。
全体からの妨害を受け失速。
あと1枚が遠い加藤。
全体のトレンドとしては、高コストの建築で、加藤が終了条件を満たしても上がれない状態を作り上げていく。
この時点で細川を除く全員が20ポイント前後で白熱の接戦。
加藤が金貨を持てば奪われ、畔柳が5色ボーナスにリーチすると建築を壊され、
竹内は7枚建設したところで5ポイントの物件を壊される。
まさしく、ラストワンマイルを巡る戦い。
誰が抜け出しても牽制し合うことで、細川にも勝機。
最後は誰が駆け抜けるか。順番とカードと金貨を巡る攻防。
そして、勝ったのは竹内。
終盤でがっちり王様を保持し、最後にイチかバチかの『建築家』を選択。
手元には3ポイント、カードは0枚、すでに建設済みのカードは6枚。
ドローする2枚のカードの合計が3ポイント以内に収まるという勝利条件を見事に勝ちきり、この接戦をものにした。
誰もがあのターンがこうだったら…と思わずにはいられない一戦となった。
-----通算成績-----
竹内(CEO) :2勝7敗
畔柳(CTO) :2勝7敗
細川(CFO) :2勝7敗
加藤(エンジニア):3勝6敗
小口(その他) :5勝3敗
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