<ゲーム名>
あやつり人形(旧版)
<モノグサ社レーティング>
・総合評価 ★★★★☆
・戦略性 ★★★☆☆
・盛り上がり度 ★★★★☆
・オリジナリティ ★★★★★
<ゲームルール>
https://www.bodoge-intl.com/list/citadels_rule
原点に戻り旧版をやることに。(女王を足して9枚でやってみる)
今回マットと同時に発注していた楕円形のテーブルが届いたので、早速使う。
本来の用途は打ち合わせだと思いますが、ボードゲーム用に購入。
(今回はやらなかったあやつり人形のリニューアル版を観察する一同)
四角でもまん丸でもなく、楕円というチョイスでしたが、適度な大きさといい、これがまたいいです。
お互いカードを渡し会える適度な距離感を保ちつつ、手元のパーソナルスペースが充実。
我々のボードゲームライフがまた一歩改善しました。
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今回は対戦中の様子をタイムラプスに撮りました。
いつもこんな感じでやってます。
序盤、『暗殺者』をくぐり抜けつつ各自建設を進める。
モノグサでは『商人を通す』という言葉を使うのですが、
いかに暗殺者に狙われずに金貨をたくさんもらえる商人のキャラ選択を成立させるかと言うのがホットイシューに。
加藤・小口・竹内がなんとか商人を通し、畔柳は王様を積極的にチョイス。
細川は一件目から高コスト特殊効果つきカードを立て、プレッシャを✕
この時点では割と横並び。枚数もコストも抜けた存在のプレイヤーは不在。
中盤、細川が金貨を奪われるのが嫌ゆえの『盗賊』など保守的なカードチョイスが目立ち、他のプレイヤーが4枚ほど建築を進める中やや建設が出遅れ気配。
全体的には低コストで早めに仕上げようという意図が見える。
そして終盤、ゲームは加速していく。
細川を除く4名が6枚建設までたどり着き、接戦。
ポイント的には小口がややリード。
しかし、ここで畔柳が発動していた特殊効果、『畔柳が王様の場合は、各々の選択したキャラの名前が王様に呼ばれた際に<ありがとうございます、閣下>と呼ばれた際に言わなければならない。』という拡張のカード効果が発動。
小口に刺さる。(なお言い忘れると自分の手番が一回スキップされるという仕打ち)
直前に細川が『建築家』で2枚建て、不死鳥のように優勝戦線に舞い戻ってきたのに気を取られていた模様。ここで痛恨の出遅れ。
その間に竹内が7枚まで建設を終えリーチ。他はみな6枚。
状況的には竹内の建築は低コストなので、次で上がっても勝ちきれるか絶妙なライン。
(なお5色ボーナスにはあと紫の建築が必要で、竹内は2枚手札と3ゴールドを所持)
駆け引きが熱を帯びる。竹内は持っているのか、いないのか。
他4名は『建築家』を取って、一気にゴールを狙いに行くか、もう一巡ラウンドすることと読み、じっくり高コストの物件を建てるか。運命の分かれ道。
畔柳→細川→小口→竹内→加藤の順でキャラを選択。
小口は『盗賊』をチョイス。(暗殺者は山札にいた)
竹内のゴールドを奪い上がりを阻止にかかる。
しかしここで痛恨のミス。まさかの<ありがとうございます、閣下>をまた忘れ、手番がスキップ。
ネタルールに運命を翻弄され終戦。
悩んだ末に『奇術師』を選んだのは加藤。
竹内の上がりを阻止するために、竹内の2枚の手札と自分の1枚を交換する。
加藤の中での竹内の警戒度が高く、1コストのカードか、このターンでは建てられない高コストのカードを一か八か竹内に送っているだろう。
畔柳は『王様』を選択。
竹内がポイント的に上がりを選択しないとよんで、手堅く7枚に歩みを進め、次の勝負ラウンドを有利に進めにかかる。
細川は『建築士』を選び、カードのドローに勝負をかけ、一気にゴールを目指す。
しかし、成らず。
しかし細川は所持しているカードが勝利ポイントになるという特殊効果をもっているので、長引くほど有利な展開。
このターンでの決着は竹内に委ねられる。
そして竹内は『将軍』をチョイス。
加藤から得ていたカードはなんと紫の建設コスト6枚カード。
『将軍』を選択していたことで、ボーナス金貨でぎりぎり金貨6枚に届く。
そしてこの建築で5色ボーナスを達成し、見事差し切り勝ち。
加藤のイチかバチかのギャンブルは、結果的に竹内の3勝目をもたらした。
何個も勝負の分岐点が会った本戦。
今回は暗殺者に殺されるものが一人も出ず、みなが適切な次善策を選んでいたような印象です。
回を重ねるごとにあやつり人形の深淵なる世界が。
-----通算成績-----
竹内(CEO) :9勝21敗 (勝率30.0%)
畔柳(CTO) :16勝14敗 (勝率53.3%)
細川(CFO) :8勝19敗 (勝率29.6%)
加藤(エンジニア):9勝21敗 (勝率30.0%)
小口(その他) :11勝18敗(勝率37.9%)
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